緊張しながらも、弾いてみた。
 J-POPを弾いた。

 川島くんはそばで聴いていた。
 すると、近づいてきた。

『何?』
手を止めた。

「続けて。」
続きを弾いた。

 すると、それに合わせて、横からピアノに手を添え、川島くんがアレンジしてくれた。

 いつも、聴いたり、弾いたりしてる曲が、格段に盛り上がった。