お母さんが言った。
「いい子ね。
 ピアノを聴いてると、なんか素直な感じがした。良かったね。」
「うん。」
お母さんが気に入ってくれて安心した。

 夏休みの間、バイトがお互い休みの日に、楽都くんと遊びに行ったり、家でまったりして過ごした。
 花火大会にも一緒に行った。
 お母さんが浴衣を着せてくれた。
 
 夏休みが終わり2学期が始まった。
2学期中も変わらず過ごしていた。
楽都くんは、成績よかったため、時々、家で勉強も教えてくれた。
 テストの点数が上がった。
 お母さんも喜んでくれた。