次の日、昼過ぎに、川島先輩が来た。
「ついたよ。」
外に出た。
「先輩どうしたんですか?」
髪が黒くなっていた。服はラフだが、清楚な感じだった。
「いや、金髪じゃあさすがに。」
笑った。

「お母さん、来たよ。」
「初めまして。川島楽都といいます。
 娘さんとお付き合いさせていただいてます。
「初めまして。奏の母です。
 変な子だけどよろしくね。中入って。」
「お邪魔します。」