朝ご飯を作り終えても、ミツヒデは自室から出て来る気配はない。アサギを亡くしたあの日から、ミツヒデは自室に篭り、寺子屋の教師をやめてしまった。たまに外出をしたと思えば、夕方にはツヤとカスミが見たことのない実験器具や薬を買って帰ってくる。
「……あの謎の薬とか、姉さんとあたしの給料で買ってんだよな。自分は無職の引きこもりのくせに!」
ツヤはミツヒデの代わりに寺子屋の教師となり、カスミは呪術師として妖を倒して報酬を貰って生活をしている。二人が働いている間、ミツヒデはいつも部屋に籠って何かの実験をしているのだ。
我慢ができず、ツヤは部屋の扉を乱暴に叩いた。
「おい、働かない穀潰し野郎!母さんが死んでショックだからっていつまでも現実から逃げてんじゃねぇよ。あたしと姉さんの給料は、あんたの変な実験器具を買うためのもんじゃないんだ。いい加減にしろよ!」
部屋からは何の応答もなく、ただ実験しているのか物音だけが聞こえてくる。ツヤが部屋に入ろうとノブに手をかけるも、鍵をいつの間にか内側に取り付けていたらしく、開けることはできない。
「……あの謎の薬とか、姉さんとあたしの給料で買ってんだよな。自分は無職の引きこもりのくせに!」
ツヤはミツヒデの代わりに寺子屋の教師となり、カスミは呪術師として妖を倒して報酬を貰って生活をしている。二人が働いている間、ミツヒデはいつも部屋に籠って何かの実験をしているのだ。
我慢ができず、ツヤは部屋の扉を乱暴に叩いた。
「おい、働かない穀潰し野郎!母さんが死んでショックだからっていつまでも現実から逃げてんじゃねぇよ。あたしと姉さんの給料は、あんたの変な実験器具を買うためのもんじゃないんだ。いい加減にしろよ!」
部屋からは何の応答もなく、ただ実験しているのか物音だけが聞こえてくる。ツヤが部屋に入ろうとノブに手をかけるも、鍵をいつの間にか内側に取り付けていたらしく、開けることはできない。

