「…」




…あれ?

何にも言わないな。

いつもなら、俺は普通とかウザイとか言ってくれるのに。

呆れてんのかな?




ふいに立ち上がった唯君が近づいて、

ベッドのふちに手をつくともう片方の手で私の頬にかかる髪をどかした。







…チュッ。







ん?







ガラガラッ。