偶然から始まった恋の行方~敬と真理愛~

敬と2人になった自分たちの寝室。

敬也はおばさま達が見ていてくださっているから心配ないけれど、一体何だろう。

「何で一人で探しに出たんだ?」
「え?」

「自分の体のこと理解しているか?」
眉間にしわを寄せ険しい表情の敬。

「だって、敬也と太一君が心配だったから」
あの状況で動けるのは私しかいなかった。

「まずは俺に連絡するべきだろ?」
「だって敬は仕事で」
「仕事より敬也や真理愛の方が大事だ」
それはそうかもしれないけれど、仕事の邪魔をしてはいけないと思っただけで・・・

「いいか、二度と無茶するんじゃない。いいね」
「・・・はい」
これじゃあまるで叱られていた敬也と同じじゃないのと、ふてくされ気味に返事をした。

「ったく、困ったママだなあ」
ギュッと私を包み込み抱きしめる敬。
「だって・・・」
敬が子供扱いするから。

「それだけ大切で、心配だってこと。わかるだろ?」
「うん」
まあ。

確かに心配させたのは間違いない。

「ごめんね、敬。これからは何でも話すから」
「ああ、そうしてくれ」

私と敬の子育てもまだ始まったばかり。
これから先も問題山積だろうけれど、あなたとなら乗り越えられる。
だって、私は敬が大好きだから。