「プレゼント開けていい?」
「うん。」
 キレイなピアスだった。
 つけてみた。
「ありがとう。
 私、何も用意してない。ごめんね。」

「ごはんもケーキも食べれた。
 あやのさんに会えた。
 それが、1番のプレゼント。」
「理玖くん。」
すごく照れた。すごく嬉しかった。
理玖くんが好きだと気づいた。