当時、『エレアル』の中では、主人公と烈華様が戦っていた。
最初は優勢だったが、主人公・喝采が新たな力に目覚めたことで逆転。
さらには、部下の1人に裏切られ、片腕を焼かれてしまう。
このままでは全身を焼かれて灰になってしまう。
そんな状況で、火傷の痛みにもがきながらも、烈華様は言ったのだ。
────『俺は絶対に諦めない』と。
私は、烈華様はいつもカッコよく、涼しげに勝利を収めるキャラだと、見た目や態度から勝手にイメージしていた。
でも、あの時の烈華様は、表情を歪め、泥臭く戦いにしがみついていた。
どんな状況でも諦めない、と、まるで物語の主人公のように。
「状況は全然違うけど……、だから私も、諦めたくないって思ったの。
ここで諦めたら、今までの自分に逆戻りだ。
私は、私の人生を変えてみせるって。
……あはは、我ながら単純だよね」
でも、その言葉が、私の支えになった。
私の折れそうになっていた心を、烈華様が立て直してくれた。
「烈華様がいなければ、この5年間の私はなかった。
ずっと自分を好きになれないままだったし、勉強も運動も、他のことも全部頑張れなかった」
烈華様が私にくれたものは、それだけじゃない。
「小説を書く楽しみも、自分の書いた小説を誰かに喜んでもらえることの嬉しさも、知らないままだった」
最初は優勢だったが、主人公・喝采が新たな力に目覚めたことで逆転。
さらには、部下の1人に裏切られ、片腕を焼かれてしまう。
このままでは全身を焼かれて灰になってしまう。
そんな状況で、火傷の痛みにもがきながらも、烈華様は言ったのだ。
────『俺は絶対に諦めない』と。
私は、烈華様はいつもカッコよく、涼しげに勝利を収めるキャラだと、見た目や態度から勝手にイメージしていた。
でも、あの時の烈華様は、表情を歪め、泥臭く戦いにしがみついていた。
どんな状況でも諦めない、と、まるで物語の主人公のように。
「状況は全然違うけど……、だから私も、諦めたくないって思ったの。
ここで諦めたら、今までの自分に逆戻りだ。
私は、私の人生を変えてみせるって。
……あはは、我ながら単純だよね」
でも、その言葉が、私の支えになった。
私の折れそうになっていた心を、烈華様が立て直してくれた。
「烈華様がいなければ、この5年間の私はなかった。
ずっと自分を好きになれないままだったし、勉強も運動も、他のことも全部頑張れなかった」
烈華様が私にくれたものは、それだけじゃない。
「小説を書く楽しみも、自分の書いた小説を誰かに喜んでもらえることの嬉しさも、知らないままだった」

