お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

少し黙り、何度も息を飲んでいた斉木。
「申し訳ありません。ご報告いたします。」
「ありがとうございます。先日私は招かれない会議があったと噂に聞いて、気になっていました。」
鋭い咲の指摘に重役たちはたじたじになるのだった。



「・・・」
重役たちがいなくなった社長室。

「お疲れさまでした。さすがです。」
真岸の言葉に咲は視線だけを送る。
「昼休憩の時間ね。ちょうど私も一人でゆっくりとしたかったから外出してきて。」
いつも咲は真岸にきっちりち1時間の昼休憩をとるように指示する。
「お嬢様は昼食は?」
「・・・大丈夫。お願いします。一人にしてください。」
咲に懇願されて、真岸は今日も部屋をあとにした。