お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

「おはようございます」
「おはよう」
真岸に挨拶をしながら、咲は照れ臭そうにうつむく。

「代表があと15分後に着くと連絡が来ました。食堂へ向かいましょう。」
「・・・はい」
先頭には真岸。
その後ろを咲と玲が並んであるく。

この不思議な感覚になる光景に咲が隣をみると、必ず玲が微笑みを返してくれた。

咲もふっと微笑みを返す。

「本日の席は代表からの指示でセッティングさせていただいています。」
真岸は食堂に入ると、長い机の両端に代表と咲、机の中心に玲の席を用意していた。

「これ、緊張するパターンだな。まさか自分がここに座る日が来るとは思ってなかった。」
玲が咲の方を見ると咲は嬉しそうに微笑んでいた。