お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

「ごめんごめん。夢じゃないよ。」
ずっと夢見ていた時間だからこそ、玲が見えないことにまだ不安を感じる咲。
ちらりと咲の足元を見ると裸足のままだった。

「おいで」
玲はまだ自分の体に抱き着いている咲の体を軽々と抱き上げて、ベッドに座らせる。

「おはよう」
そう言って口づけると、玲はしゃがんで室内用の靴を咲の足に履かせた。
「シャワーを浴びて、目を覚ましてください。」
「・・・なんか・・・前に戻ったみたい。」
「今日は特別です、お嬢様。」
いたずらに笑いながら玲が立ち上がると咲の手をひいてベッドから立ち上がらせる。
「シャワーを浴びて、目を覚ましてください。」
シャワー室まで咲をエスコートする。

「待ってますから。なんなら一緒に入りますか?」
玲の言葉に咲は顔を真っ赤にしながら「いや」とシャワー室の扉を閉めた。