お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

咲へ

愛してる。
こんなに簡単な言葉なのに、伝えるまでにこんなに時間がかかった。
ごめんな。

もっと早く伝えていれば咲はもっと違った人生を歩めただろうかって今考えてる。
でも、同じくらい、俺の言葉や感情で咲の人生をこれ以上縛りつけたくないっても思ってるんだ。

それくらい、俺は自分以上に咲が大切だ。
咲のすべてが愛おしくて、小さいころから無邪気な笑顔にどきどきしてた。
苦しい時、いつだって抱きしめたいって思ってた。
笑ってるときはその笑顔をいつまでも守りたいって思ってた。

ずっとそばにいる方法を、咲の背負う大きな運命から咲を奪うことばかりを考えて来た。

咲。
約束だ。俺は必ず咲のもとに戻る。

次にあったら、次こそは約束する。
永遠を約束する。

だから、逃げずに咲も立ち向かえ。
がむしゃらにでもいい。
自分の運命に立ち向かう強さを咲は持ってる。

誰よりも咲を知っている俺は確信してる。
咲なら大丈夫。