お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

「忘れ物ない?」
「あぁ。大丈夫。」

一週間後、二人は空港にいた。

咲はワンピースにヒール姿。
玲はスーツ姿。

ふたりのそばには、真岸とほかにも護衛係のスーツ姿の男たちが待機している。

「じゃあ、ここで。」
玲が搭乗口の前で足をとめた。

「気を付けて。」
「ありがとう。咲も。気をつけて。」
「うん」
二人は笑顔だ。

「じゃあな。」
「うん。ばいばい。」
「ばいばい」