お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

だから、瞳をそらせない。

「できた」
髪を乾かし終えると、玲はまた咲を抱き上げてベッドに戻る。

「行こう。」
「え?」
「行こう」
ベッドに座った咲に無邪気に微笑みながら玲が言う。

「実はもう支度で来てるんだ。咲の分も。」
いたずらな子供のように無邪気に笑いながら、玲が咲に言う。

「きっと会いたかった人に会いに行こう。」

咲は何を言っているのかわからず、瞬きをしながら玲を見つめた。