お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~

「よく頑張ったな。」
「・・・」
「もう、頑張らなくていい。十分頑張った。」
「・・・」
「頑張ったな」


ずっとずっと待っていた言葉。

誰かにそう言ってもらえるのを、咲はずっと待っていた。

もう誰にも言ってもらえないかもしれないと思いながらも、心の中に捨てきれない希望として残っていた。

そしてその誰かは、玲だった。

玲に抱きしめられながら咲は玲の胸に顔を埋める。