私はこれまでに、何度も自分が生まれて来なかったら、嫌なこと辛いことを見聞きしなくてよかったのに、と感じる場面はたくさんありました。

でもそれは、同時に、楽しいことや美しいもの、そして素敵なものや感動するものに出会えなかったということです。

そして、あるスピーチやテレビを見ていて、こんな言葉と出会いました。

「もし今、ありのままの自分を認めることができず、悩んでいる人がいたら僕は伝えたい。あなたはこの世界にいなければならない人だということを。
世の中にはいろいろな人がいます。自分と同じ人間は世界中どこを探してもいません。考えることも好きなことも大切なことも一人ひとり違うのです。一人ひとりが違うからこそ、相手に興味がわき、もっと知りたいと思ったり、愛しく思えたりするのではないでしょうか。」

(引用元: 第39回少年の主張全国大会〜わたしの主張2017〜「カラフル」の内容より)


綺麗な言葉だなあ。そう感じた頃には、もうほとんど20に近づいていました。