でもそれだけじゃありません。
私が、幼稚園や小学校になった時、よく祖母も私の住む家の方に来てくれていました。

でも毎回、今日は居てくれる?と私が聞くと
「うんうん、帰ったりしないよ」

だから安心して学校に行ってくると、家の中は誰もいない。

…あ、帰ったんだね。
そりゃそうだよね。
毎回のことだもんね…


ある日、私が朝体調が悪く、たまたま来ていた祖母が一緒に家にいました。言葉は嘘ばかりでもどこか信じたい好きでいたい気持ちがあり、「今日は田舎に帰らずに居てくれる?」と聞きました。
そう聞くと「うん居るよ」と。
バスでいつも田舎に帰り乗り継ぐので、その直通は11:30がラスト。
それ以降は待ち時間が数時間あるくらいの田舎なので、まず帰ることはない。
そして私が家を出るのは4時間目に間に合うよう11:15分。
15分で身支度をしてバス停に向かうことはないだろうと思い学校へ向かいました。


いつもは帰らないよ、と言っても平気で嘘を言って帰るが、今日はこの時間。いつもなら信用しないようにと言い聞かせているのに、たまたまこの日は昼前になっていたこともあり、信じてしまいました。

私が学校に出た後10分足らずで荷物まとめて帰ったなんて。。
私は信じた言葉を裏切られるのが嫌いです。辛いし、悲しくなります。でも、そうするのが家族みんな楽しいのだろう、そう思うようになってきました。

もう少しだけ…家にいればよかった…
体調なんて良くならなければよかった…
人の言葉なんてどうして信じたんだろう。小さい時に学んだことなのに。