先輩、付き合ってください。




「………次、先輩に手を出したら許さないからな」



旬にそうセリフを吐いて私の手を引く後輩くん



「先輩、……俺、結構今キツイです」



「え??」



さっきの教室を出て違う空き教室に入る



「俺、余裕ないです。……はやく、先輩の全部、欲しい」



そう言って私を抱きしめる後輩くん

私の肩に頭を沈めてグリグリしてくる



「こ、後輩くん……?」



「後輩くんじゃないです、…」



「え?」



そう言って頭を上げて目線を合わせてくる

少し、熱のこもった目が、私を惑わせる



「名前、呼んで?………ちはやさん」



“ちはや”

そう呼ばれただけで胸が苦しくなる


なんなの、これ



「………〜〜っ、、なんか、照れる、い、嫌だ」



よく分かんないけど、恥ずかしい、