目を開けると、カーテン越しに、光がぼんやり射しこんでいた。 まだまだぼーっとした頭で、状況が把握できていない。 とりあえず、と、ゆっくりベッドから起きあがった。 「……?」 タオルケットが左側に、引っ張られた。 反射のように横を向けば、 あたしが眠っていたベッドのふちに、突っ伏すように頭を沈める、後頭部。 ベッドの上に伸ばされた腕。 その先の手のひらは、あたしの手のひらに繋がれていた。 .