いつから、だっただろう? いつの間にか、卑屈になっていた。 見つめ続けた、あの人に近づいてすぐ近くで、たくさんの季節を過ごした。 あの頃、お気に入りだった真っ赤な表紙の手帳には、溢れてしまうほどのあの人との想い出が詰まっていた。 毎日のように、一緒にたくさんのことをして、 あたしの心を溶かしてくれた。 なのに、再びあの人は、あたしを突き落とした。 忘れてしまえ。 思うのに、未だにあたしはそれが出来ない。 .