「…ツキト…一緒に、いてくれる…の…?」 「言ったでしょ。離さないって。絶対に。」 見えなくなってしまえばいい。と、思っていた。 あたしを見てはくれないのなら。 あなたが見つけてくれて、あたしもあなたを見つけた。 しっかりと重なった想いが、ただただ嬉しい。 だからもう、いらない。 新月みたいな日々は。 これからは、あなたとあたしで満たされる、そんな日々にしていこう――。 ――End――