新月Days




「…あ、じゃあ肩揉もうか?」



それとも、違うハーブティーを淹れようか?


聞いたあたしに、



「あぁ。それは嬉しいなぁ。嬉しいんだけど、ね?実は俺、もっと欲しいものがあるんだよねー。」



言いつつ、あたしが持っていたカップを取り上げて、シンクに置いた。



そのまま、あたしの指に自分の指を絡ませたツキトは、



「アヤちゃん、綺麗な指だねー。」



まるで愛おしむように、あたしの指に触れ続けた。



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