いつになく、ツキトの目が真剣で。 うわ…怒られる…? 思わず身を堅くしたあたし。 ぎゅっと目を瞑れば… 鼻先を掠めた、甘い香り。 肩や背中がふわっと暖かくなる。 ツキトが両腕であたしを抱いて、抱き締めたまま、頭を撫でてくれた。 「アヤちゃんさー、不安だったり心配になったら、ちゃんと言って?俺、残念ながら超能力者じゃないからさ?言葉にしてくんないとわかんないんだよ。」 .