「乾杯。」
「乾杯。」
「上田、いつも何やってんの?」
「本を読んでるか書いてるか、ゲームとかかな?」
「インドアだな。」
「北川は?」
「今のブームは、1人キャンプ。自分で薪を切って、火を起こしてご飯を食べる。景色見たりしてる。」
「そんなことやってるんだ。相変わらず、アクティブだな。」
「家で一人でいてもつまらんけど、外で一人は楽しんだよ。上田もやってみる?」
「えーできるかな。」
「誰でもできるよ。」
そんな会話をしながら、たくさん飲んだ。

終電間近になり、帰ることにした。
「また、普通に、飯食いにでも行こうよ。」
「うん。いつでも誘って。」
「了解。じゃあな。」
電車で帰った。