ラヴシークレットルーム ~日詠医師の溺愛クリスマスイヴは・・・



すっきりとした目でもう一度彼を見たら、
彼は穏やかな笑顔で笑ってみせてくれた。


「俺も負けてられないな・・・・スタッフ以上に頑張らないと、伶菜をスタッフに持っていかれそうだしな。」

『ナオフミさんの人気には敵わないよ』

「照れくさいけど、丁度いい機会かもな。」

『ん?』

「伶菜は俺の奥様だから、手、出すなってしっかりアピールしとくか。」

『え~っ!!!!!どんなアピールなの?』

「どうしよっか・・な~」



意地悪な笑みを覗かせながら、私が焦っている様子を楽しんでいるようにも見えるナオフミさん。
そんな彼の顔にもドキドキしてしまう私

彼の隣に立つということに
私はいつになったら慣れるんだろう?


「只今より、日詠尚史くんと伶菜さんの人前結婚式を執り行います。」


そんな中、聴こえて来た中川院長の声を合図に
私はナオフミさんに手を引かれ、聖書らしきものを手にして、廊下の奥に設置されているステンドグラスの前に立つ中川院長の前にふたりで並んだ。