悪女のルール〜男を翻弄する悪女は貴公子の溺愛からは逃れられない〜

「あなたに僕の命をあげます。だから生きてください」
そう言って彼は私に血のついた指を舐めさせ続けた。
私の口に血のついた指を何度も咥えさせる。彼の血を流し込むように。