赤い糸



次の日も、朝から便秘のような張りがある。
一応念の為産婦人科に電話をしてみると受診して欲しいとの事。

しんちゃんが、朝迎えに来た時、学校休んで病院行くと伝えると、俺も一緒に行くと言って、すぐさま着替えに帰った。

病院は9時からなので、少し早めだけど、しんちゃんがきてから、間もなくして病院へ言った。


そして、内診


「赤ちゃんの心拍が聞こえません」


え?


どういうこと?


頭が真っ白になった。

私は放心状態のまま、しんちゃんにそのままのことを伝えた。

しんちゃんも、一瞬放心状態だったが、段々と目が赤くなり、涙が溜まっている。


赤ちゃん、死んだの?

死んじゃったの?


私はわけが分からなかった。

先生からはまた来週来てくださいと告げられ、病院を後にした。

その帰り道、段々と把握出来てきて、私は泣いた。
しんちゃんは、人目につかない所に連れて行ってくれ、自分も泣いてるのに、大丈夫大丈夫って抱きしめてくれた。


私はしんちゃんの胸の中で、子供みたいにわんわん泣いた。


ただ、心音が聞こえなくて、次の週に行くとたまたま聞こえずらかっただけで、聞こえることが稀にあると言う。

私は絶望の中に小さな消えそうな希望を持って立ち上がった。