朝起きたら、響さんはベッドにいなかった。
リビングに行くと、朝食を作っていた。
「おはよう。」
「おはよう。朝ごはんだよ。」
「ありがとうございます。」
2人で、食べた。

刺青が気になったので、聞いてみた。
「響さん、背中に刺青入ってるんですね。」
「うん。昔、暴走族で。」
「見えないですよね。」
「もう20年前に引退したからね。一応、元総長。」
「へー!すごいですね。」
「まあね。」
響さんは、嫌がらずに普通に答えてくれた。