だから今度は、私がきみを救う番








川にかかる大きな橋の下は日陰になっていて、夏の日差しから私たちを守ってくれる。

水面にギリギリ触れられそうなコンクリートの切れ目に、私たちは腰を下ろした。



原くんがごろんと横になったので、私もそれを真似する。

視線の先には、ねずみ色した橋の裏と、その両脇に青空が見えた。


空には入道雲がもくもくと浮かんでいる。

大きな雲のそばを、一体の飛行機が雲をひきつれて飛んでいった。