だから今度は、私がきみを救う番

前に原くんに拾ってもらった連絡ノート。

このノートを拾ってくれたあと、そのまま告白されたんだっけ。

机の中にあるということは、夏休み前に置き忘れて帰ったのだろうか。



それを取り出して、ぱらりと捲ってみる。

そこで、はっとした。



これは、私のノートじゃない。



表紙を見ると、そこには丁寧だけど癖のある字で『原慶大』と書かれていた。



これは、彼のものだ。



どくん、どくんと心臓が跳ねる。

どうしてこれが、私の机の中にあるのだろう。

勝手に読んでいいものか迷うけど、彼も私の連絡ノートを勝手に読んだので、私も捲ってみることにした。



ぱらり、と彼の連絡ノートを捲る。