だから今度は、私がきみを救う番

ここから『きりーつ』って言うと、どんなに小さい声でもきみは拾ってくれて、立ち上がってくれた。

けだるそうに髪の毛をかき上げながら、『れい』の声と同時に頭を下げてさ。



でも、きみはもういない。



ふうっと溜息をついて、机に突っ伏した。

彼がいつもそうしていたように、横を向いて、顔を机にくっつける。

机の表面はひんやりとして心地よかった。



コツン。



私の机の中に何かが入っているのか、固いものが手に触れた。

夏休み前に荷物は全て持ち帰ったはずだ。

恐る恐る、机の中を覗き込む。



そこにあったのは、連絡ノートだった。