2人の会話に、耳を傾けるあたし。
…可愛い子?
…好みじゃない?
なんか、ショックなようで嬉しい。
可愛い子が草介のこと狙ってるのはショック。
だけど、そういう子が好みじゃないっていうのは嬉しい。
だってあたし、可愛くないんだもん。
「大野タイプとかあったの?」
「お前さりげなく失礼だな」
「女に興味ないぜキャラだと思った」
菜摘が頬杖をつきながら言った。
そんなキャラが存在するんだ…
知らなかった。
「で、大野のタイプって?」
「何?俺に興味あんの?」
ニヤッと笑いながら言った草介。
こいつっ!
「あたしが?まさか」
「なーんだ」
「ふざけないでよ」
さりげなく菜摘が親指をたててグッドポーズをしてきた。
もしかしてっ!
あたしの為に聞いてくれてるの!?

