仕方なく菜摘たちのアイスは冷凍庫にしまって、草介と2人でアイスを食べた。
さっきまでうるさかったせいか、2人での時間はすごく静かに感じた。
「陽介帰ってこないね」
「おせーな、アイツ」
「クリスマスだもんね」
「親いねーからって調子のってる」
時刻は、もうすぐ日付が変わりそうだった。
陽介はまだ中学生だし、さすがに遅い。
草介は心配じゃないのかな?
「彼女とデートでしょ?」
「何時までデートしてんだか」
「いいじゃん。クリスマスだし」
「彼女の親だって心配すんだろ」
たしかに。
そう思ったら、急に心配になってきた。
「電話してみる?」
「そのうち帰ってくんだろ」
草介は心配してるの?
してないの?
どっちなのさ。

