夜ご飯は、草介の作ったカレーを食べた。
草介、料理がすっごく得意なんだ。
草介のお母さんは仕事が忙しくて、なかなか家に帰って来られない。
お父さんはお父さんで、いつも深夜帰りの早朝出勤。
体が心配だよ。
だから、小さいときから草介は自分のことは自分でやってきていた。
男の子のくせに、家事も大得意。
「ケーキ食べよっか!」
「わーい!あたし切る!!」
今年のクリスマスは草介の家だから、陵介も一緒に出来て本当によかった。
陽介は、きっと彼女とデートだろうし。
「草介草介」
「なに?」
「イチゴ!食べてあげよっか?」
「断る」
そう言って草介は、あたしのイチゴをガブッと…
ガブッと食べてしまった。
「ああっ!!」
「いらないのかと思った」
「とっておいたの!」
「お前イチゴ嫌いじゃん」
「大好物だっつーの!」

