つい心の声が漏れてしまったよ。
隣で不審な目をしてる草介は無視無視無視。
「陽介、クリスマスはデート?」
「さあ?聞いてねぇけど」
きっとデートだろうな。
何処行くんだろう。
いいなあ。
あたしもデートしてみたい。
「彼女かわいかったね」
数日前に初めて会った陽介の彼女は、本当に女の子らしい女の子だった。
ほんわかしてて、すっごくカワイイの。
「よく陽介捕まえたと思うよ」
「弟のほうが先に彼女出来ちゃったもんね」
あたし、何言ってるんだろ?
本当は、こんなことが言いたいんじゃないのに。
「お前うっせーぞ」
「えへ」
あたしが、草介の彼女になれる日はくるのかな。
あと何年待てばいい?
あと何年待ったら、あたしのこと彼女にしてくれるの?
あたしの、彼氏になってくれるの?
あと何年たったら…?

