カッコイイ2人は学校でとても目立つ。
「草介くん来たよっ!!」
「今日こそアドレスゲット!!」
「修弥くん写メ撮らせてくれるかな〜」
2人が教室に入ってくるとすぐにわかる。
「修弥の写メなんてあたしも持ってないのに!!」
「みんなで遊んだとき写メ撮ってるじゃん」
「違う!修弥のピン写メ!!」
クラスの女の子達が騒いでるのを聞いて、菜摘はぷんぷんしている。
「愛菜、なんで置いてったんだよ」
「だって邪魔だったじゃん」
家が隣同士のあたし達は、毎朝一緒に登校してる。
まあ、あたしがねぼすけだからなんだけど。
「朝から最悪だよ」
「付き合えばいいのに」
今朝は校門のところで、草介が先輩に呼ばれちゃったから。
告白だって、すぐにわかる。
だから先に教室に来た。
「名前も知らねぇ奴と?」
「これから知ってけばいいんだよ」
あたしは草介の前だと、どうしても素直になれない。
本当はこんなこと言いたくないのにってこと、何回も言ってる。
草介とはいっつも喧嘩ばっかり。

