「今年のクリスマス、草介んちね」
「うちかよ」
「修弥くんが言ってたよ」
修弥の奴、勝手に決めたな。
毎年クリスマスは、あの4人で誰かの家でやってる。
俺んちでやるのは今年で2回目だ。
「今日行っていい?」
「いいけど陽介の彼女いる」
「えっ!?彼女できたの!?」
中学生の弟の陽介は、1ヶ月くらい前に彼女ができた。
全く、中坊のくせにナメられたもんだ。
高校生の兄貴は、彼女なんて出来たことないぞ。
ちなみにもう1人、陵介という弟がいる。
こっちはまだ幼稚園生だから安心だ。
「陽介に彼女かあ!!」
「この間出来たらしい」
「彼女見たい!!」
愛菜がうるさいから、俺らは急いでコンビニに寄った。
肉まんとピザまんを買って、急いで家に帰る。
何故か俺の分のピザまんだけ買ってくれなかった。
アイツらの分は買ってるのに!
俺の分くらい買ってくれてもいいのに!

