「それより、珍しいね今日」
「なにが?」
「髪型!どしたの?」
髪型? ハッ!
そうだ、そうだ。
山下のことで頭がいっぱいになってすっかり忘れてた。
今日の髪型…フフ♪
「じつはねっ…」
あたしは終始ニヤけながら、菜摘に今朝のことを話した。
ああもうっ!
ニヤけがとまんな〜い!
「マジで!?やったじゃん!!」
「幼馴染最高!!」
話し終えると、菜摘は背中をバンバン叩いてきた。
いてっ。 痛いよ。
「大野ってわりと器用なのね」
「あたしって幸せ者!!」
「話聞いてないし…」
山下にあんな課題叩きつけられたけど、そんなのもうどうだっていい!
今は今朝のことで頭がいっぱい…

