草介が、まさかあんなこと言ってくれるなんて!!
どうしようどうしよう!
あたし今、最高にテンション上がってますっ!
「マジで遅刻すんだけど」
「もっと早く起こしに来てよ」
「調子のんなよ」
時計を見ると本当に遅刻しそうな時間だった。
仕方ないから走るけど…
体力のないあたしは、すぐ草介に置いてかれる。
「貸せ」
「え?ちょっ」
「1限山下の授業だぞ!!」
「うそっ!?」
ひょいっとあたしの荷物を草介は持ってくれた。
なんだか今朝は優しい気がする…
なんか変な食べ物でも食べた?
「遅刻したら愛菜のせいだかんな!!」
「先に言ってよ!!」
山下っていうのは、数学の先生なんだけど…
すっごく厳しくて、授業中寝てただけで課題出されたり、遅刻なんてしたらもう大変。
『課題+空き教室の掃除』は覚悟したほうがいい。

