珈琲と花の香りの君




「……」



ぼ、呆然だ…。


気がつきゃ、奴の背中を見つめていた。



なんだったんだ?



駅までの道を1人で歩けるのは嬉しいが、奴は絶対俺と珠利ちゃんが別れるのを期待してやがる…。



別れてなんてやるもんか!俺は珠利ちゃんが好きなんだ!!



だが、とてもじゃないが、この雰囲気じゃ言い出せない…、



言えるわけがないじゃないか…















「珠利ちゃんと、旅行に行きます。」だなんて…。