珈琲と花の香りの君




「…わ、」


感嘆の声を上げる俺。

その中の一つに目がいった。



白いたっぷりしたレースに金色の丸い小さな環がついている。よく見るとそれは青い石がついた指輪だった。



その青い石はまるで、珠利ちゃんの涼やかな声そのものに見えた。



これなら、許されるだろうか…?



いつかは本物を渡せるだろうか…?



ってか、俺は一体何を考えているんだ!!



愕然としながらも、そのシュシュから目が離せない。