珈琲と花の香りの君




「…もうっ!」



いつだって君は、俺を平常心じゃいられなくするんだ。



珠利ちゃんを抱き寄せて、背中を優しくさすった。



「俺はね?珠利ちゃんだから好きになったの。珠利ちゃんだから触れたいと思うんだよ。それはどうしてか、わかる?快楽の為だけに珠利ちゃんとしたいわけじゃないんだよ。」




俺がそんなヤツに見える?



なんて、悪戯っぽく聞けば、ふるふると首を横に振ってくれた。