珈琲と花の香りの君




一時間後に、男と女風呂の間に置いてある籐で出来たベンチで落ち合うことにして、それぞれ風呂に入った。



隣の気配を気にしつつ、すぐさま風呂を出てホテルの外に走った俺。



さっき入った土産物屋に直行して見定めていたものを買ってまた、ホテルに逆戻りだ。



あぁ。良かった、無事に手に入れられた。



まだ時間もあるし。ゆっくり湯の中に浸かった。


思い返せば、不思議な縁だ。



俺と珠利ちゃん。