咄嗟に、目線を彼女からズラす。 でも、ズラした目線の端に、彼女が真っ直ぐ俺に向かって歩いてくるのが見えた。 気持ちワルいとか、思われたか…? 嫌われたら、どうしよう…。 いや…、嫌われるほどの間柄じゃないのだけれども…。 「お冷や、おつぎしますねー。」 どうやら彼女は俺の視線を、『お水ください!』のそれと勘違いしてくれたみたいだ。 はぁ。良かったー!!