直ちゃんが戻ってきてから数分後、私の部屋での着替えパーティーが始まった。 お姉ちゃんは私のセンスの無さが心配らしく、女子四人が着替える部屋に居座っていた。 「お姉さん、コテ持ってますかぁ?」 美羽が聞くと、お姉ちゃんはもちろん! とお気に入りのヘアーアイロンを持ってきて、それをコンセントに繋いだ。 アヤ、美羽、直ちゃんの三人は、物凄いスピードで着替えとメイクをこなしていった。 私はまたもや展開の早さについていけずに、ぽかんと口を開けるしかなかった。