「直子も相変わらずラブラブだし。いいなぁ。私もアイトくんに告白しようかなぁ」
「アヤならイケるよ! 自信持って! それよりさぁ、……私も告白しようと思ってるんだ」
アヤに続いて、美羽も『告白』という言葉を口にする。
直ちゃんが「アツキ先輩?」と聞くと、美羽はこくりと頷いた。
美羽がはあ、と溜め息混じりで呟く。
「思うにね、アツキ先輩とミカ先輩って好き合ってると思うの。絶対に入れない壁があるっていうか」
先日のミカ先輩との会話を思い出し、一瞬どきりとした。
『ミカ先輩はここだけの話』と言っていたから、ふたりの仲をここで喋るわけにはいかないのだけれど。
しかし美羽から見てもふたりの絆はしっかりと繋がって見えているらしい。

