「はぁぁ…君、まだ若いでしょーが」
「若いって…貴方もでしょ?」
「私の事は今どーでもいいんだよ!」


…本当、何?この人
てか、良く見ると…


「透けてるようにしか見えねー…」
「ん?あー、バレた?」
「え?何が?」

その瞬間、彼女は屋上からジャンプした
反射で、オレが目を閉じていると彼女は「ほらみて」と言った

おそるおそる、目を開けると…

「…え?う、浮いてる?」
「どう、凄いでしょ!」

「…はい?」
「だーかーらー!凄いでしょって言ってんの!」
「いや、凄いのは凄いけど…ど、どして?」

彼女は微笑んでこう言った

「実は私…幽霊なの」

……と