「やっぱ大人しく寝といた方がいいよね!」

私は好奇心を抑えこの場所で寝る事にした

ベッドに寝転がると直ぐに疲れが重力の様に私を押し潰し、それと同時に眠りについた


ゴロゴロ…ピシャッ…と未だになる雷

ザーッと音を立てる雨

もう何時間寝たのだろうか

ソファーの寝心地はベットの様に快適で、

また直ぐに寝そうだ

それに掛け布団も………ん?掛け布団?

掛け布団なんて掛けたか?

恐る恐る起き上がる

私の上には暖かそうな羽毛布団

え…なにこれ…

〈?〉「あれ?起こしちゃった?」

「えっ…」

背後から声がした

人が…居る…?

息がつまり、体が震える

〈?〉「震えてるっすよw」

嘲笑う様に笑う別の声

ソファーの後ろから手を伸ばし
私の肩に触れる

それ以上に恐怖で動けない

こんな所に入らなければ良かった

そしてまた別の声

〈?〉「今から話、聞かせてもらおうか」

『 不 法 侵 入 者 さ ん 』