この先もずっと、キミの隣で。

「はぁー解き終わったー」

理解できなかったすべての問題を、柳瀬の説明を受けながらなんとか解き終えた。


「お前の相手すんの、ほんと疲れるわ」

私は聞こえないふりをして話をそらした。


「ねぇ柳瀬、疲れたから横になってもいい?」

「またかよ。誰のベッドだと思ってんだよ」

そう言いつつ、柳瀬はだめとは言わなかった。

それをいいことに、私は大きく伸びた後、ベッドに横になった。


目を閉じると柳瀬にキスされたときのことがまたフラッシュバックして、慌てて起き上がった。