この先もずっと、キミの隣で。

女の先輩たちは、私のローファーを教卓の上にさっと置き、バツの悪そうな顔をして足早に去って行った。


私は足が震えて立っていられず、その場にぺたりと座り込んだ。

涙が出た。上手く息は吸えないし、肩が震えているのが自分でも分かった。


……すごく、怖かったんだ。


ドアにいた先輩は私にゆっくり近づき、私の前でしゃがむとそっと頭に手を置いた。